歯科はサービス業であるとともに医療です
医療という言葉を辞書で調べると「医術・医薬で病気やけがを治すこと。治療。療治。」とされています。
むし歯・歯周病などは病気に分類されます。ですから、極端な話をすれば、ガンや肺炎と同じ分類なのです。
「むし歯や歯周病は命に関わるような病気じゃないでしょう?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
もちろん、程度と頻度は違います。優先順位としても全身の病気のなかでお口の中のことは軽視されがちです。
しかし、ここ最近の医療の発達によりむし歯や歯周病の原因になる細菌が、全身で悪さをすることが分かってきています。この世界には、ごく少数ですが、むし歯や歯周病を治療せずに放置して、残念ながらその尊い命を落としてしまった方がいらっしゃるのも事実なのです。ですから、「たかが歯」と無碍にせず、大切にお考え頂きたいのです。
緊急性のある患者さんは
予約がなくても出来る限り診療いたします
我々は「歯の痛みでつらい」とおっしゃる患者さんを放置することはできません。予約のない患者さんがいらっしゃっても、とにかくお話は聞きたいと考えています。
そして、その時にどうしても「緊急に処置をしなくてはこの人は苦しむだろう」または「今処置をしなければ全身状態へ影響する」と判断した患者さんに関しては応急処置をしたいと考えております。
逆に、「今ではなく来週でも問題ない」と判断した患者さんについては、たまたま他の患者さんのキャンセルが生じたといった例外を除いて、後日改めて拝見することがございます。
勝手ではございますが、予約の時間は前後します
歯科治療における処置は原則的に外科処置=手術になります。
大きな総合病院などで例えば手術室が10室ある病院があるとします。しかし、原則的に病院で予定手術を同時に10症例入れることはしません。なぜなら、救急車で搬送され緊急手術になる場合に備えているからです。逆を返せば、緊急手術で医師や医療スタッフさんの手が足りなければ、安全に医療を行うために予定手術でも、脂肪につながるリスクの低い症例から予定が変更になることもあります。ですから、予約の時間が多少前後することはございます。
今現在当院受診の方は、ほとんどの方が予約時間を守っていただき、当院での処置が比較的スムーズに行われています。大変感謝しております。
我々は、治療の手を抜くことはいたしません。
大きな総合病院などで例えば手術室が10室ある病院があるとします。しかし、原則的に病院で予定手術を同時に10症例入れることはしません。なぜなら、救急車で搬送され緊急手術になる場合に備えているからです。逆を返せば、緊急手術で医師や医療スタッフさんの手が足りなければ、安全に医療を行うために予定手術でも、脂肪につながるリスクの低い症例から予定が変更になることもあります。ですから、予約の時間が多少前後することはございます。
今現在当院受診の方は、ほとんどの方が予約時間を守っていただき、当院での処置が比較的スムーズに行われています。大変感謝しております。
我々は、治療の手を抜くことはいたしません。
次の患者さんを時間どおりに拝見するために、前の時間の患者さんの治療を適当に終わらせるということはできません。
もちろん、処置の内容をあらかじめ決めて、予定をたてて診療し、ご予約いただいている患者さんをお待たせしないようにすることは我々の努めです。
しかし、我々は物を相手にしているのではありません。患者さんひとりひとりを、一人の人間として診療しています。
人間は、突然体調を崩してしまうこともあります。
突然、熱がでたり、頭が痛くなったり・・・・。そのようなことは生きていれば誰でも経験したことのあることだと思います。
歯の痛みも同じことです。やってくるのは突然なのです。
また、治療しているのと違う部位に急に痛みを生じることもあります。
そのような患者さんに、「痛いところは痛み止めで我慢しなさい。今日は予定していたところしか出来ません。」ということは出来ないのです。もちろん応急処置になりますが、応急処置といえども適当にすますことはできません。
ですから、大変申し訳ございませんが、予約をしていらっしゃる患者さんにも御迷惑おかけすることはあります。
しかし、そのような場合には「自分の歯が突然痛くなったら・・・」と考えてみてください。そして、できるだけ時間に余裕をもっていらしてください。
もちろん、だからといって我々は患者さんをお待たせして当たり前とは考えておりません。大変申し訳なく思っております。そして、出来る限りお待たせしないように努力することは固くお約束いたします。
全身の状態により診療方針を考えます
患者さんをひとりひとりの人間として診療することがモットーですので、みなさまの全身状態にあわせて、対応は様々です。もちろん使用するお薬も変わってきます。
それは、日ごとに変化します。つまり、普段から内服しているお薬との飲み合わせというのもあります。また、普段内服しているお薬に変更が生じる場合もあります。量が増えたり減ったりも考えられます。また、体調を崩してしまうことも・・・
このような事態を我々が知らずに、だれかれ構わず診療してしまうことは患者さんに対して不利益な結果をもたらしてしまう可能性があるのです。
ですから、勝手ながらお願いします!!
① お持ちの方は必ず「お薬手帳」をお持ちください。
② 処方されたお薬に変更のある場合は、必ずお知らせください。
③ 体調不良を感じたら、必ず教えてください。
④ 担当医師との連絡をとることをお許しください。
⑤ ご予約の時間は出来るだけ守ってください。
そして・・・
お待たせしてしまうことも時にはあるということをご理解ください。
きよかわ歯科医院
歯科医師 清河 年剛
歯科医師 清河あゆみ
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