2013年3月8日金曜日

負担金額について



 「家族(や友人)が先日同じような治療を行ったのに、自分と負担金額が違いました。なぜですか??」というお問い合わせは実によくあります。

 可能性はいくつかありますが、一般的に考えられる理由をご説明したいと思います。
 
1、そもそもご家族やご友人ととご本人様の負担割合が違う場合があります。
 
2、同じような治療でもその治療をした場所や数が違うこともあります。奥歯と前歯では全く形態が異なるため、このようなことはありがちです。
 
3、使用した材料が違えば負担金が変わる場合もあります。セメント一つとっても、実に様々な種類があります。なお、歯科材料の選択は歯科医師が行います。
 
4、現存する歯の数が何本かによってもご負担金額は変わります。歯の本数により検査や処置に必要な労力が変わるためです。
 
5、保険診療の診療報酬は変更になる場合もあり、数年経過するとその負担金が変動することがあります。10年前の医療費と現在の医療費を比べたら絶対に差が出ると思います。
 
ざっと思いつく理由は以上です。
 
 なおこれらに関しましては人間一人一人にプライバシーがあり、家族と言えどもご本人以外の方にお話することがはばかられる場合もございますので当院窓口で直接お聞きになられてもお答え出来ません。
 また、ご本人であっても電話では確実な本人確認は不可能ですのでお答えいたしかねますのでご了解ください。


(電話1本で銀行口座が作れないのと理由は一緒とお考えいただければわかりやすいかと思います。)



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